特定非営利活動法人「ふくしま支援・人と文化ネットワーク」





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2018.11.15

心のリフレッシュ事業報告


*実施日:2018年11月12日~13日
*訪問先:12日(月)いわき市神谷こども園(120人)、 郷ケ丘幼稚園(100人)、

     13日(火)工房・阿列布(こうぼう・おりいぶ)(100人)

*公演者:若狭さちさん、上領亘さん



秋晴れの2日間、子どもの心のリフレッシュ事業として、いわき市の保育園と自立支援施設3か所を回りました。今回の「文化」は「民謡」です。
会津出身、いわき市の福島高専卒業の若狭さちさんは、中学時代に民謡の全国一になった腕前を持つ若き女性です。民謡に親しんでもらうために、現代風にアレンジしてライブなどで活躍をしています。

 


今回、若狭さんの民謡を通して、幼い子供たちのリフレッシュを図ろうと計画しましたが、果たして子どもたちはどのように民謡に反応するのか心配でした。しかし、若狭さんの歌声とテンポの早い民謡、そして上領さんによる太鼓や三味線の迫力ある演奏は、子どもたちの心に響き、一緒に手拍子をし、合いの手を歌い、踊る姿は笑顔がいっぱいでした。

神谷こども園 神谷こども園②


郷ケ丘幼稚園①三味線を初めて見る子どもたちに若狭さんは「これは何かな?」と聞きます。すると、子どもたちは「ギター」「バイオリン」・・・などの答えが返ってきます。日本の伝統的な楽器を見る機会がないので、子どもたちはその音色に興味津々! 懸念していた不安も吹き飛び、
子どもたちは柔軟な心をもっていることを実感しました。郷ケ丘幼稚園の開放的な会場では、輪になって即席盆踊り大会です。「もっとやって~」という声に促され、幼い子から年長まで一つになって何度も踊りました。

郷ケ丘幼稚園② 郷ケ丘幼稚園③




おりいぶ①「工房おりいぶ」は秋祭りのイベントに組み入れてくださり、紅白の幕に若狭さんの横断幕、そして、マグロの解体もあり、利用者さんだけでなく親御さん、支援者や地域、行政の方々が集まり、ちょっとしたミニライブになりました。工房・阿列布は、知的なハンディを持つ18歳以上の人たちの日常生活上の自立と成長のための施設で、現在40数人が通所しています。いつもこの施設に伺いますが、利用者の皆さんは天真爛漫でその姿をみると、私たちの心が洗われます。

おりいぶ②今回も、若狭さんが登場すると「うわぁ~きれい!」の声と共に室内にどよめきが起こりました。手には若狭さちさんを応援する「若狭さちうちわ」が振られていました。聞けば、皆で作ったとのことです。歌の合間の掛け声も「がんばれよ~!」「かわいい~」など思い思いの言葉をかけていました。自然と「アンコール」の声がかかり、若狭さんは「オーシャンゼリゼ」をみんなで楽しく歌いました。

おりいぶ③



「文化」は年齢に関係なく心に響き渡り、対話をすることができるツールであると実感した2日間でした。いつまでも子どもたちの笑顔、ハンディキャップのある人の笑い声が脳裏に焼き付いています。
福島の復興は目に見える形では進んでいるようですが、心の回復は人さまざまです。子どものころから多様な文化にふれて豊かな心を培ってくれることを願い、今後もリフレッシュ事業を大切に実施していきたいと思います。(理事 郡司真弓)

 

若狭さち https://ameblo.jp/wakasasachi/
神谷こども園 http://kabeyakindergarten.jp/
郷ケ丘幼稚園 http://www.satogaoka.jp/
工房・阿列布 http://aitokufukushikai.jp/office-view/134.html