特定非営利活動法人「ふくしま支援・人と文化ネットワーク」





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小諸保養キャンプ2017報告 (2017.08.08更新)

影絵出前公演報告 (2016.10.31更新)

ふくしま子どもの小諸保養キャンプ報告 (2016.08.08更新)

ふくしまの子ども保養キャンプボランティア募集 (2016.07.15更新)

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子どもたちの心のリフレッシュ事業を実施しました。 (2015.10.30更新)


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2017.08.08

小諸保養キャンプ2017報告

飯盒でのご飯つくりに挑戦

  8月3日~6日まで長野県の小諸市エコビレッジで、南相馬の小学生20人(女児10人、男児10人)がリフレッシュのキャンプをしました。これで4年目を迎えるキャンプは、昨年のリピーター4人の女児の参加があり、着いた時から私たちボランティアと和気あいあいでした。
楽しい食事です今年は、フランス人2人、タイ人2人もボランティアに加わり、昨年同様国際的なキャンプとなりました。長旅の疲れもない子どもたちは、早速おやきを作りと飯ごうでご飯を炊き、夕飯のカレーを作りました。大勢で食べるご飯はおいしく、次から次とお代わりをしていました。

また、子どもたちは率先して食事の準備や後片付けをしていました。自宅ではあまりお手伝いをしないという子どもたちですが、協力してやる姿はほほえましいものがありました。


テレビもゲームもない生活ですが、時間のある時は自然の中を走ったり、クローバー探しをしたり、缶けりをしたり・・・子どもは自然の中で遊びを見つける天才であるという言葉を思い出しました。皆生き生きとしていました。


流しそうめん   2日目は菜園で夏野菜の収穫からスタートです。炎天下、かご一杯にいんげん、きゅうり、なす、トマトを採り、ブルーベリーを食べた子どもたちは「おいしい~!」の連発。収穫した野菜はすぐに調理され、お昼の食卓にのりました。
お昼は流しそうめんです。竹椀と竹箸を作り、初めて体験する流しそうめんに皆大喜び! 午後は泥染めで手ぬぐいを作り、スイカ割などに興じ、今日も元気な子どもたちでした。
野菜の収穫スイカ割り



  3日目は、近所の農家でプルーン摘みの体験をしました。炎天下、鈴なりになっているプルーンを一つひとつ摘む作業は重労働で、農家の人たちの苦労が分かりました。
ランチはピザです。生地をこねて、トッピングすれば、世界で自分だけのピザの出来上がり!自然のなかで食べるピザは、格別でした。

ピザ作り 午後は、エコビレッジに溢れている木や木の実を使っての小物作りです。今の社会は既成のおもちゃがたくさんあり、子どもたちは小さいころからそのようなおもちゃの中で育ちました。自然のものを使っての小物作りは、モノつくりの原点に触れたことでしょう。 夜はバーベキューを楽しみ、夜は怪談話しとおばけやしきです。数日前からボランティアはお化け屋敷のリハーサルをするなど知恵を出してきました。その結果、子どもたちにとっては一番の思い出になりました。

「楽しかった!」「また来年も来たい~!」などの言葉を残して、元気に南相馬に帰りました。まだ放射能が放出続け、帰還が進む福島に暮らす子どもたちは、3.11の恐怖と不安により心が傷ついています。保養キャンプは、傷ついた子どもたちの回復の場であると痛感すると同時に必要性を益々感じました。

(理事 郡司真弓)