特定非営利活動法人「ふくしま支援・人と文化ネットワーク」





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ふくしまの子ども保養キャンプボランティア募集 (2016.07.15更新)

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子どもたちの心のリフレッシュ事業を実施しました。 (2015.10.30更新)


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2013.10.10

「小諸エコビレッジ」でいわきの幼稚園児たちがリフレッシュ保養

 福島の子どもたちを少しでも放射能から遠ざけるため、私たちが取り組むリフレッシュ保養事業。今年は長野県の「小諸エコビレッジ」が新しい保養地として加わりました。

 9月12日から14日までの3日間、いわき市にある郷ヶ丘幼稚園(学校法人エービーシー学苑)の園児ら26人が小諸を訪れ、楽しいリフレッシュ保養を楽しみました。同幼稚園の小松祥子教諭から感想のお手紙をいただきましたので、園児たちの写真とともに掲載します。


野菜のおいしさ、人の優しさを体感した3日間

学校法人エービーシー学苑 郷ヶ丘幼稚園 年長担任 小松祥子

 私は震災と同時に就職したため、幼稚園教諭という立場になってから、子どもと園外で遊んだことがほとんどなかった。そんな中での今回の合宿。子どもたちを連れて、長野県の小諸エコビレッジにお邪魔をさせていただいた。
komoro    周りにはたくさん自然がある。空気もおいしい。こんな環境で子どもたちと二泊三日を過ごせたことは、本当に幸せだと思った。近くの畑には、たくさんの野菜が実っている。茄子やトマト、じゃがいもにほうれん草、かぼちゃにピーマン、ゴーヤに枝豆、シシトウ。実っているもの全てが大きい。特大サイズだ。子どもたちと一緒に初めて野菜を収穫した。白菜の苗も植えた。ひとつひとつ丁寧に植えていく子どもたちの真剣な表情や、輝いた瞳を、私は一生忘れないだろう。
 この日の晩ご飯は野菜たっぷり。天ぷらにかぼちゃスープ、ゴーヤチャンプルー。自分たちで収穫した野菜は、格別においしい。子どもたちは何回もご飯をおかわりしていた。

komoro  二日目は山に登り、池の平湿原に行った。標高は2000メートル越え。私を含めこども達には、初めての超距離ハイキング。かなりのアップダウンの道のりだったが、途中休憩を挟みながら全員最後まで登りきることができた。終わった後、こども達は十分な達成感を味わいながら「楽しかった」の一言。本当に子どもたちのパワーは計り知れない。
 今回の合宿では、普段できない貴重な経験をたくさんさせていただいた。
 小諸エコビレッジを管理している切本さん夫妻もとてもあたたかく、とてもよくしていただいた。三日目のお別れのときに、思わず涙を堪えたことは子どもたちには秘密だ。
 素晴らしく豊かな環境そして、優しい人々と過ごせたこと、おいしい野菜を食べたこと、思い切り外で身体を動かしたこと、自然とたくさん触れ合ったことは、子どもたちにとっても私たちにとっても一生心に残る宝物になった。これからも保育をしていく上でたくさんの課題があるが、できることから始めていきたいと思う。ご支援をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。こども達と保護者の方々と共に、感謝いたします。