特定非営利活動法人「ふくしま支援・人と文化ネットワーク」


2013.09.11

9/7「ふくしま避難者の集い in 早稲田」で講談

 東京オリンピック招致決定に沸く9月7日(土)、「ふくしま避難者の集い in 早稲田」(主催:ふんばろう福島プロジェクト 会場:早稲田大学)に参加しました。主に、浪江やいわき市など浜通りの方が多く参加していました。朝から、弁護士による相談、また臨床心理士による心の相談など、福島の被災者を支援する輪が広がっていることに嬉しくなりました。
 午後は、神田香織理事長の講談を楽しみましたが、東京オリンピックの話題になると、会場からは冷ややかな笑いが漏れました。
 避難者の皆さんからは「狭い東京の住宅での生活が限界」「帰れないなら帰れないとはっきりして欲しい。前に進めない」「福島と東京の二重生活から結婚生活が危機的な状態だ」「東京の生活に馴染めない」など、いずれも切実な声が聞かれました。
 東京オリンピック招致のためにすでに4,000億円以上を使い、これからの準備に予算化されたお金は1兆円以上…。しかし、福島だけでなく、津波被害者への補償は全くなく、この2年半以上も放置され続け、被災者は貯金を切り崩して生活しているのが現状です。避難者の人たちを前に、オリンピックに使う費用と被災者・避難者への支援費用の配分のバランスの悪さは、どう考えても納得がいかない、と思う一日でした。(郡司記)